彼方「ん～…………」ｽﾔﾋﾟ…

ﾂﾝﾂﾝ

彼方「……ｽﾔｧ……」

ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

彼方「……ん～………？」ﾊﾟﾁ…

「むぅ……？」

彼方「…………」

彼方「…………」

彼方「……すやぁ……」

ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ

彼方「……ん？」

「おきて～」

彼方「ん……！？」ﾊﾟﾁ…

「あっ、おきた～」

彼方「んんん！！？！？」

「ふふっ♪」ﾆｺﾆｺ

彼方「！？！？」

彼方(だ、だ、誰だいこの可愛らしい幼女は！！？！？)

彼方(え？どこの子？え？……)

彼方「えっと……こ、こんにちは～」

「こーにちはっ」

彼方「……お、お母さんとか、一緒じゃないかな？」

「じゃなーい」

彼方「そっかー………」

彼方「あれ？」

「？」

彼方「その頭のリボン……まさか……」

彼方(……いやそんなはず……でも……)

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ !!!!!!!

彼方「お嬢さん、お名前は……？」

「おなまぁはぁ」

「おぉさかしぅく、ぇすっ！」

彼方「…………桜坂、しずく？」

しずく「うんっ！」

彼方「……おぉ……」

彼方「……まじかー………」
　
彼方(たしかによくみたら、着てる服も制服がそのまま小さくなった感じだし……リボンだけ大きさそのままで相対的におっきくなってるけど)

彼方(いやでもこの子があのしずくちゃんって考えるのはいくらなんでも)

彼方「？？？」

彼方「うん……これはー………」

彼方「璃奈ちゃんのせいだな！(思考放棄)」

「？」

思考放棄は草

これってもう犯罪じゃない？

「おねぇちゃぁ、ここどこー？」

彼方「え？えっと、ここはねぇ、お姉ちゃんが通ってる学校だよ～」

「がっこぉ？」ｷｮﾄﾝ

彼方「……可愛いな」

彼方「……えっと、しずくちゃんは、どうしてここにいるのかなぁ？何か覚えてない？」

しずく「む～……わすえちゃった」

しずく「なんかねー、おきたあねー、ここにーたのっ」

しずく「えへー」ﾆｺﾆｺ

彼方「………」

彼方「……だめだ可愛すぎる」

でも実際大体それ

ﾉﾚcｲ´=ω=) かわいすぎる

しずく「おねぇちゃぁは、なにさん？」

彼方「ん？お姉ちゃんはねぇ、彼方ちゃんっていうんだよぉ」

しずく「……かなちゃちゃ？」

彼方「！！！(可愛すぎる)」

彼方「そだよー、かなちゃちゃだよ～」

しずく「かなちゃちゃ、えへへ、かなちゃちゃっ！！」ﾋﾟｮﾝｯﾋﾟｮﾝｯ

彼方「………」

彼方「………」(枕に顔を埋める)

彼方「んんんんんんんんーー！！！(かわいすぎるやろーーー！！！)」

ﾉﾚcｲ´=ω=) しずくちゃんはかわいいね～

かなちゃちゃ～かわいい

彼方「さて、どうしたものか……」

彼方「とりあえず遊んでよっかぁ」

しずく「あそぶぅー」

彼方「なにして遊ぼっかぁ」

しずく「んーとねー」

しずく「んー………」

彼方「何か探してみるね～」

彼方「……なんか遊び道具に……なりそうなも、の、は、な、い、か……お？」

彼方「お～！これ、イベント用の」

しずく「ふぅせん？」

彼方「待ってて？すぐ膨らますからねぇ～」

彼方「ふーっ、ふぅーーっ」ﾌﾟｸｰｰ

しずく「がんばぇー！」

彼方「ふぅーー……よし、でーきた」

彼方「そ～れ、とってこぉ～い」ﾎﾟｰｲ

しずく「わぁーあはははっ！」ﾄﾃﾄﾃﾄﾃ

彼方「よーぉし、じゃあしずくちゃん、こっちにちょーだい！」

しずく「うんっ！」

しずく「やぁ！」ﾎﾟｲｯ(後方)

しずく「あれー？」

彼方「あはは」

しずく「えしょ……やぁっ！」ﾎﾟｲｯ(後方)

しずく「ん？なんで？」

彼方「あはは」

彼方(これも球技って考えると……やっぱり苦手なのかなぁ？)

しずく「いくよー」

彼方「こっちだよー」

しずく「うんっ」

しずく「……んしょ」

しずく「てぁ！」ﾎﾟｲｯ(後方)

しずく「……んー？」

彼方「可愛い」

しずく「ちゃあ！」ﾎﾟｲｯ(上方)

しずく「あえ？」

しずく「あっ」ﾎﾟﾄｯ

しずく「………」

しずく「むーぅっ！」ﾌﾟｸｰｯ

彼方「……可愛すぎる」

しずく「あっ！」ﾄﾃﾄﾃﾄﾃ

彼方「ん？ふーせんはもういいの？」

しずく「ん！」

しずく「えしょ……んしょ……んー…しょっ」ﾖｼﾞﾖｼﾞ

彼方(椅子？)

しずく「かなちゃちゃ！おしてーっ！」

彼方「あ、次は椅子で遊ぶんだねぇ、いいよぉ～」

彼方「じゃあいくよ～？しゅぱぁ～つ」

しずく「ごぉごぉー！」

彼方「それ～～～」ｺﾛｺﾛｺﾛ…

しずく「わぁーーあはははっ！」

彼方「よいしょ～～～」ｼｬｰｰｰｯ

しずく「きぁーーーっ！」ｷｬｯｷｬｯ

彼方「かなちゃちゃ号のお通りだぁ～～」

しずく「おとーいだぁーーっ！」

彼方「ふぅ……」

しずく「かなちゃちゃ、あいがとっ！」

彼方「はぁい、どういたしまして♪」

しずく「じゃ、つぎ、しぅくのばんね！」

彼方「……えっ」

しずく「すわって！」

彼方「いやぁ……できる？」

しずく「できらぁ！」

できらぁ！草

彼方「……よっこいしょ」ｽﾄｯ

しずく「おし！はっしんしまーすっ！」

しずく「……むむむむむ」ｸﾞｸﾞｸﾞ…

彼方「………」

しずく「んんんんんしょぉお………」ｸﾞｸﾞｸﾞ…

彼方「………あ、はは……」

しずく「む～～～～ぅ………」

彼方(つま先使ってちょっとずつ動かして～……)

しずく「っ！！」ｽｰｯ

しずく「うごいた！？」

彼方「わーあ」

しずく「んしょ、んしょ」ｸﾞｲｯ…ｸﾞｲｯ…

彼方「動いてる動いてる～」

彼方(ホントは彼方ちゃんがほぼ自力で動かしちゃってるんだけどね)

しずく「うぉぁ～～～……！！」ｸﾞｲｸﾞｲ

彼方(頑張ってる頑張ってる、はぁー可愛い)

表情筋を破壊された

彼方「あ、そういえば……」

彼方「ちょっとごめんね～」

しずく「？」

彼方「たしかかばんの中に～……」ｺﾞｿｺﾞｿ

彼方「………あった」

彼方「しずくちゃーん、クッキー食べるかい？」

しずく「！！」

しずく「うん！」

彼方「じゃ、おいでー」

しずく「うん……あ！まって」

しずく「おいしょ……」ﾄﾃﾃ…

彼方(椅子を元の場所に戻している……できた子だなぁ……)

しずく「クッキっ」ﾄﾃﾄﾃﾄﾃ

彼方「よ……いしょっと」

彼方「かなちゃちゃのお膝の上で食べよぉねぇ～」

しずく「ね～っ！」ﾆﾊﾟｰ

彼方「ちょっと待ってね～」

しずく「クッキ♪クッキっ♪」ｳｽﾞｳｽﾞ

彼方「はい、どうぞ～」

しずく「いたーきますっ」

しずく「あむっ……んむ……」

しずく「！！」

しずく「おいしい～っ♪」ﾆｯｶｰ

彼方「おお～そっかそっかぁ」

っぱかなしずよ！

かわええ( ＾ᵕ＾ )

しずく「むく…んく……むふぅ♡」(ご満悦)

彼方「まだまだあるからね～」

しずく「わぁ！」

しずく「しあわせ♡」ﾆｺｯ

彼方「あッッッ」ｽﾞｷｭｰﾝ!!

しずく「もくもく……んぅ～♡」

彼方「よかったねぇ、たくさん食べなね～？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

しずく「うんっ」

心が彼方ちゃんに支配されてきた

素晴らしいぞ

しずく「ごちそーさまえしたっ！」

彼方「はぁい♪」

しずく「とっ……てもおいしかったっ！！」

彼方「うんうん♪美味しく食べてくれて、ありがとね～」

彼方「……さて、次は何しよっか？」

しずく「ん～……」

彼方「ここで出来そうなのはー……あ、お絵描きとか?」

しずく「おえかきかぁ……」

しずく「ん～～……あっ！」

彼方「お？何か思いついたかな？」

しずく「うん、あのねっ！」

しずく「おまあごと！したい！」

彼方「おま……ああ！おままごとね！いいよ～」

お、お姉ちゃん？w

彼方「じゃあ、役はどうしよっかぁ」

しずく「かなちゃちゃはねー……ん～……」

しずく「ひついさんっ！」

彼方「羊さんね、メーメー、ね」

しずく「そー」

しずく「そえで～」

彼方「それでー？」

しずく「しぅくは、くまさん！」

彼方「熊さんかぁ、がおー、って？」

しずく「そー」

彼方「ん？ってことは～、かなちゃちゃ羊さんは、しずくまちゃんに食べられちゃうのかな？」

しずく「ちがうよ！」

彼方「違うの？」

しずく「だってね、くまさんのいもーとはね」

彼方(あ、しずくまちゃんには妹がいるんだね～)

しずく「ひついさんのくににとあわえててね」

彼方「羊さんの国に囚われてるの！？」

しずく「だかあ、てがだせないのっ！」

彼方「だから手が出せないのかぁ……」

しずく「そしてね、くまさんは、いもーとをかえして！っていうけどね、ひついさんはね、なかよくしよ！っていっててね、たいへんなの！」

彼方「そりゃ大変だぁ……」

彼方(えっと、つまり羊の国は熊側に対して妹を盾に和平を結ぼうとしてる、ってこと？)

彼方(……えぇ……)

しずく「じゃ、はじめまーす」

しずく「よーい！あくしょっ！」

彼方「え！？はやい」

しずく「……がおー！きょーこそめーめーいわせてやう！」

彼方「えっ？……メ､メーメー！」

しずく「ちがうっ！」

彼方「え！？」

しずく「そこは、『いもーとがどないなってもええんかぁ？』だよ！」

彼方(羊の国って関西圏にあるの！？)

しずく「はいっ！」

彼方「い、妹がどないなっても、ええんかぁ～？」

しずく「……ぐっ、なんてひきょーな……」

彼方「仲良くしようぜ～？妹さんのためにもよ～？」

しずく「………っ」

しずく「どーして？どーしてかわってしまったの？ひついさん！」

彼方「えっ」

しずく「むかしのあなたは！そんなひとではなかったのに！」

しずく「やさしさをもっていたのに！！どーして、こんな……」

彼方(昔からの知り合いだったの！？)

彼方「えっと、む、昔のことなんか知らへんでー！」

しずく「ちがうっ！」

彼方「やっぱり！？」

しずく「そこは、『むかしのわたしは、くまさんたちをなかまやとおもってた！でも！おまえたちは！わたしのともだちをたべたんや！』だよ」

彼方「たっ！？たべたんか！？」

彼方(や、やばい……何だこのネト〇リで独占配信されてそうな動物の話……)

しずく「そのつぎはね………そのつぎ、は……」

しずく「ふぁあ……」

しずく「……んむ……」ｸｼｸｼ

しずく「………」ﾎﾟｰ…

彼方「しずくちゃん？」

しずく「……ん……？」

彼方「眠たくなっちゃった？」

しずく「……ん」

彼方「そっかぁ、じゃあちょっとおやすみしよっか～」

しずく「……だっこ」

彼方「ん、おいで～」

しずく「……」ﾄﾃﾄﾃ…

しずく「……む」ｷﾞｭ…

彼方「よいっしょ、っと……よーしよーし」ﾕﾗﾕﾗ

彼方ママ……

しずく「んん…………」ｳﾄｳﾄ

彼方「おねんねしましょ～ね～」ｻｽｻｽ

彼方「よーし……よーし………」

しずく「………すぅ……」

しずく「……ん……すぅ……すぅ……」

彼方「ふふ……可愛いなぁ……」

しずく「……ぅん……むぅ……」

彼方「……」ﾂﾝﾂﾝ

しずく「んっ……」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

彼方「……ふぉぉ……」

彼方「……」ﾂﾝﾂﾝ

しずく「……うぃ…………」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

しずく「………すぅ……すぅ………ふふ……♪」

彼方「………」

彼方(んいやぁ～～～可愛いなぁ～～～～～………はぁ、守りたい、この寝顔。)

彼方(……はっ！！もしや、これが)

彼方(母性……！！！)

彼方(ああ～、このままだと彼方ちゃん、ママになっちゃ(駆け足で近づく音)(扉が開かれる音)

愛「だれかぁーーー………！！！」(小声)

彼方「！！愛ちゃん？」

愛「あ……！カナちゃん……！！」

愛「大変……！大変なんだよ……！！！」

愛「り、り、りなりーが、りなりーが……！！」

エマ「ね～むれ～……ね～むれ～……あ、彼方ちゃん」

彼方「やっほーエマちゃ～ん」

りな「……ん……すぅ………」(エマさんの胸を枕代わりにしてぐっすり)

愛「りなりーが愛さんと遊ぶだけ遊んで最後の最後エマっちんとこで寝やがったっ……！！！」

彼方「言い方………」

彼方「というか、大変なのはそこじゃないんじゃないかな～……」

愛「はっ！！そうだよ……！！」

愛「りなりーがちびっこになっちゃってたんだよ……！ヤバいよ……！！どーしよーー……！！」(小声)

彼方「どーしようか……ね……」

エマ「あれ？彼方ちゃん、その子は？」

彼方「……多分、しずくちゃんです……」

愛「ええっ！？」

エマ「しっ、璃奈ちゃんが起きちゃう」

愛「あ、ごめん……」

エマ「でも、しずくちゃんも小っちゃくなっちゃってたなんて……」

愛「多分、というかほぼ確実にりなりー絡みだとは思うんだけど、当の本人がこれじゃあ……」

りな「……たぁ………ん……」

しずく「……くぅ………くぅ……」

彼方「……………………」

彼方「………うん」

彼方「このままでも、いっか。」

愛「よかないでしょ……！」(小声)

おしまいですっ！
ところでみなさん！かすみんのおしりにカンチョーかましやがった島育ちのクソガキ見ませんでしたかぁ！？
あんのガキンチョぉ……！見つけたらゼッッタイおしりぺんぺんしてやりまっ……いてて……
はぁ、ツインテ怪人こと侑先輩は、スーパーななレッドキック(脛蹴り)食らって悶絶してるし、
おだんご怪人こと歩夢先輩は、ハイパーななレッドタイフーン(敵をひたすらぐるぐる回す)食らってフラフラしてますし、
もーっ！いったいどーなってるんですかぁ！！
あっ！！いましたっ！！待でごらクソガキおらぁぁ゛！！！

おつ、島育ちのクソガキわろた

乙
しずくちゃんがかわいかった
島育ちのクソガキも絶対可愛い

オチが秀逸過ぎて好き

おつ

乙
りなしず寝言で唐可可言ってて草

乙、大変良かった
島育ちのクソガキ強烈すぎるw

せつ菜「…」

こんなんロリコン不可ぴでしょ

彼方ママァ…優しくて抱っこしてくれてお料理とっても美味しいの、一緒のお布団で寝るととっても気持ちいいんだー

かわいいなぁ

かなしず可愛すぎたし愛さんで笑った
島育ちのクソガキとスーパーななレッドも見たかったですねぇ！乙