ミア「うーん…」

ミア「ボクは璃奈のことを知らなすぎる…」

ミア「どうしたら良いものか…」

ミア「…」

ミア「…そうだ、observation！観察だ！」

ミア「璃奈の日常を観察して共通点を見つけよう！」

ミア「…」

ミア「ただ見つかると恥ずかしいから、出来るだけ遠くから…ね」

～廊下～

ミア「あっ、璃奈だ！」


璃奈「～」
かすみ「～！！」
璃奈「璃奈ちゃんボード［にっこりん♪］」



ミア「…」

ミア「何を話してるか聞こえないけど、凄く楽しそう」

ミア「璃奈とあんな感じで会話できるように、共通点を知ってもっともっと仲良くなりたい…」

ミア「…そのために今日は頑張るぞい」

～同好会の部室～

璃奈「～」
侑「～！！」ｷﾞｭｯ
璃奈「璃奈ちゃんボード［///］」


ミア「いや誰だよあいつ！！」

ミア「ボクだってまだ璃奈とハグさえないんだぞ！！」

ミア「それに璃奈も璃奈だ！」

ミア「ボクっていう存在がありながら顔を赤らめて！！」

ミア「あんなツインテールニーソと！！」

ミア「…」

ミア「…でも羨ましいな」ﾎﾞｿｯ

～食堂～

璃奈「～」ﾄｲｳｺﾄｶﾞｱｯﾃ
しずく「♪」
しずく「～♡」ﾊｲｱｰﾝ
璃奈「璃奈ちゃんボード［うまうま］」


ミア「しずくぅ！！！！」

ミア「璃奈にアーンしていいのはボクだけさ！」

ミア「公衆の面前でイチャイチャしやがって！！」

ミア「…」

ミア「ふぅ…(落ち着けボク…)」

ミア「いつかボクの手料理で璃奈にたくさんアーンしてメロメロにする！！！」

ミア「璃奈、その時は覚悟しててね」ﾌﾌﾝ

侑とミアが共存してる…！？！？

@cﾒ;*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ この子重くない？

～校庭のベンチ～

璃奈「…」ﾈﾑﾈﾑ
歩夢「～？」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
璃奈「璃奈ちゃんボード［膝枕］」ｽﾔｽﾔ


ミア「ひ、膝枕ァ！？」

ミア「」

ミア「…はっ！！」

ミア「一瞬trance状態になってた」

ミア「ひ、膝枕なんて恋人同士じゃないとしないでしょ！？普通は///！！」

ミア「でも、この前、璃奈は恋人いないって言ってたし…」

ミア「…」

ミア「ボクは何も見なかった」

ミア「そうさ、目の錯覚だ」ｳﾝｳﾝ

ミア「…」

ミア「信じてるよ、璃奈…」

ミア「…」

～ゲームセンター～

璃奈「～」
せつ菜「面白そうですね！！！！！」
璃奈「璃奈ちゃんボード［シューティングゲームバキュンバキュン］」


ミア「璃奈、楽しそう…」

ミア「ゲームはボクも好きだし…」

ミア「璃奈とゲームデート、グヘヘいいかもなぁ///」

ミア「ん？」

璃奈「～」
せつ菜「～♪」
璃奈「璃奈ちゃんボード【プリクラ】」


ミア「なんで二人で個室に…」

ミア「密会！？密会なのか！？」

ミア「見られたらいけないことでもしてるのか！？」

ミア(いや、聞いたことがあるぞ)

ミア(『プリクラ』といってJKがイチャイチャするために一緒に写真を撮る、という伝説のジャパニーズラブラブマシーン…)

ミア「あっ、出てきた…」

ミア「写真持ってる」

ミア「…」

ミア「ダメだ…写真を見ると何かが壊れてまう可能性が…」

ミア「これも見なかった…見なかったことにしよう…」

ミア「璃奈…」

ミア「…」

ミア頑張れ
本当に頑張れ

～帰路～

ミア「はぁ、疲れた」

ミア「璃奈との共通点探しに来ただけなのにどうしてこんなに疲れてるんだ…」

ミア「もう帰ろ」

ミア「…」

ミア「璃奈…」

ミア「璃奈って思ってたより活発な子なんだな」

ミア「たくさん友達がいて…」

ミア「ボクとは…」

愛が重いのはダメだ

璃奈「あ、ミアさん？」

璃奈「疲れた顔してる」

璃奈「大丈夫？」

ミア「璃奈？」

璃奈「うん」

ミア「璃奈～～～！！」ｷﾞｭｯ

ミア「ボク…！ボク…！！」ｷﾞｭｷﾞｭｯ

璃奈「何があったのかは分からないけど、辛いことがあったんだね」ﾖｼﾖｼ

璃奈ちゃんがスクールアイドルになったから友達がたくさんいるけど、なってなかったらミアとも知り合うことがなかった、って関係良い...

璃奈「璃奈ちゃんボード【にっこりん♪】」

ミア(あ、今…ボク…璃奈とハグしてる…///)

ミア(璃奈…璃奈…)

ミア(落ち着く…) ｷﾞｭｳ

璃奈「…？」

璃奈「…」

璃奈「もしかして、ミアさんって寂しがり屋さん？」

ミア「はは…」

ミア「璃奈には何でもお見通しなんだね」

ミア「その通りだよ」

ミア「こんな恥ずかしい短所無くなってしまえばいいのに…」

璃奈「うーん、そうかな」

ミア「？」

璃奈「私もミアさんと同じ、寂しがり屋」

ミア「璃奈が寂しがり屋？」

璃奈「そう」

璃奈「でもね寂しがり屋さんも悪いことだけじゃないだよ」

璃奈「寂しがり屋さんはね、自分の心の弱さを知ってるの」

璃奈「だからその分他人の話を良く聞いて…その人のことをより知ろうとする…」

璃奈「他人にそっと寄り添えるんだよ」

璃奈「…”心の繋がり”を大切に出来る、そんな人なの」

良いね

ミア「…」

ミア「心の繋がり…」

璃奈「うん！」

璃奈「だからね、私、これからもミアさんともっとお話しして、いろんなこと知っていきたい」

璃奈「ミアさんともっと繋がりたい！」

ミア「璃奈…///」

ミア「ボクも…ボクも、もっと璃奈と繋がりたい…///」

璃奈「うん！」

璃奈「じゃ、これで共通点4つ目、だね」

繋がり教信者ができた

めっちゃ特別扱いされとる

もう泣いた

ミア「ふっ、はははっ」

ミア「璃奈には敵わないなぁ」

ミア「先に共通点を見つけられてしまうとは…」

ミア「次は…」

ミア「次はボクが新しい共通点を見つけるよ！」

ミア「楽しみにしててね！」

ミア「璃奈、Bye ！！」

璃奈「うん、ばいばい」

璃奈「…」

璃奈(それにしても今日のミアさんのリアクション可愛かったなぁ…)

璃奈(あれだけ大声出してたら誰でも気づいちゃうよ)

璃奈(途中からは反応が面白くて遊んじゃった…)

璃奈(今思うと大人気ない)

璃奈(璃奈ちゃんボード［大反省］)

璃奈(お詫びではないけど、今週末にでもミアさんデートに誘っちゃおっ♪)


～そんなミアちゃんと璃奈ちゃんの一日でした♪～

おわり

りなミアよすぎだろ…てぇてぇ

あなたは最高です！

こういうのでいいんだよ

墜ちたあとのミアがかすみんにはツンツンするのに璃奈には従順になるとこすき

やっぱりりなりーは天使だわ。
なろう系主人公キャラのミアをここまで骨抜きにしてしまうとは…

愛さん「…」

万年ぼっちの俺にも刺さったわ。
りなってイケメンなんだな

いい回だった

りなミア流行れ…流行れ…

愛さん…

ミアりな素晴らしい…

ミア璃奈…

りなりーのお●ぱい飲みたい日が来るとは思わなかった