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1輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:04:27.00 ID: h6S/DG5P

〜図書室〜


加虐性欲とは相手(動物も含む)を身体的に虐待を与えたり、精神的に苦痛を与えたりすることによって性的快感を味わう。
また、そのような行為をしている自分を妄想したり相手の苦痛の表情を想像して性的興奮を得る性的嗜好の一つのタイプである。

真姫「………」ペラペラ

真姫(なによこれ)

真姫(これじゃ私、異常者みたいじゃない)

真姫「………あら?」

ふと本から視線を上げると花陽がキョロキョロと辺りを見渡しているのが目に入る。
今日は彼女と一緒に帰る約束をしていたのだ、軽く手を挙げて自分の位置を知らせると。

花陽「真姫ちゃん!」

こちらに気付いた花陽が駆け寄ってきた。




2輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:05:39.38 ID: h6S/DG5P

花陽「待たせちゃってごめんね!」

真姫「いいのよ調べ物もあったし」

花陽「わぁ…難しそうな本だね」

花陽が子供みたいに本を覗き込んできたが、今まで見ていたページを隠すように本を閉じ、表紙や背表紙の文字も見えないように手で隠しながら本棚に戻した。

真姫「もう私の用は済んだし、帰りましょうか?」

花陽はその行動を少しだけ不思議そうに見ていたが、特に気にする様子もなく笑顔で答えた。

花陽「うん!」



真姫(…今日も花陽は可愛いわ)

真姫(普段引っ込み思案な分、友達には人懐っこくて)

真姫(そんな花陽に酷い事したら)

真姫(どうなっちゃうのかしら…)ゾクゾク

花陽「真姫ちゃん震えてるよ?」

真姫「えっ?あぁ…寒いわね今日は」

花陽「大丈夫?」

真姫「えぇ、平気よ」

自然にマフラーを軽く巻き直しながら答える。

花陽「凛ちゃんも風邪引いちゃったし真姫ちゃんも気をつけてね…?」

真姫(花陽が心配してくれてる表情…可愛いわ…)




3輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:07:21.49 ID: h6S/DG5P

花陽「ところでね、今日お鍋にしようと思ってるんだけど…」

真姫「そうなの」

花陽「真姫ちゃんも家こない?」

真姫「いいの?」

花陽「お昼ご飯を食べながらね夕食考えてたらお鍋の気分になっちゃったんだけどね」

真姫(お昼食べながら考える事なのかしら…)

花陽「実は今日一人なんだ」

真姫「そうなの」

花陽「一人でお鍋は寂しいし…真姫ちゃんが来てくれたら嬉しいな…なんて」ジトォ…

真姫(小動物みたいにこちらの様子を伺ってる表情も素敵ね)

花陽「……」ジー

真姫(……でも)

花陽「……」ジー

真姫「……」

花陽「…………も、もしかして都合悪かった?」

真姫「……」




4輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:07:55.07 ID: h6S/DG5P

花陽「あっ!ごっごめんね!急に誘ったりなんかしちゃって…」

真姫(花陽の悲しそうな顔……これが一番…)

花陽「気にしないでいいから!」

真姫(……いえ)

花陽「私なら一人で食べきれちゃうし!」

真姫「……大丈夫よ」

花陽「え?」

真姫「お邪魔するわ花陽の家に」

花陽「本当?」パァ

真姫「えぇ」

花陽「わぁ〜!」

真姫(いえ、花陽の笑顔が一番可愛い……その筈よ)

花陽「それでね買い物して帰りたいんだけど」

真姫「いいわよ付き合うわ」

花陽「ありがとう!」

真姫(…その筈よね)

花陽「ところで真姫ちゃん」

真姫「なにかしら?」

花陽「さっき図書室で何を調べてたの?」

真姫「…自分の事よ」

花陽「?」




5輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:08:59.54 ID: h6S/DG5P

〜スーパーにて〜

花陽「トマト鍋にしようかなぁ〜」

真姫「別に気を使わないでいいのよ?花陽の好きな物で」

花陽「ううん花陽が真姫ちゃんのために作りたいの」エヘヘ

真姫「そう」

花陽「具材は野菜とお肉がいいかな、お魚と貝もいいよねぇ」

真姫「全部いれちゃえば」

花陽「真姫ちゃんったら贅沢!でもそうしましょう」

真姫(ふふ、楽しそうね)

花陽「お鍋のしめは何にしようかな…」

真姫「雑炊とかかしら?」

花陽「……むっ!真姫ちゃん!」

途端に唇を尖らせこちらを見据える花陽。

真姫「え?」

花陽「そんなの邪道だよ!お米は真っ白なまま食べてあげなくちゃ!」

真姫「あぁ…そうだったわね」

真姫(少し怒った顔も可愛い)




6輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:09:32.42 ID: h6S/DG5P

真姫「ならこれにしたら」

花陽「ラーメン!いいですね、凛ちゃんが喜びそう!」

真姫「今日の鍋は魚が入っちゃってるけどね」

花陽「あっ!そうでした…」シュン

真姫(軽く落ち込んだ顔も)

真姫(…いえ)

真姫「……凛が治ったら今度は3人でお鍋にしましょう」

花陽「えっ!」

真姫「ね?」

花陽「うん!」

花陽はとびきりの笑顔で答えるとレジへと歩き出していた。

真姫(花陽には笑顔が一番よ…)

真姫(そうよね?)




7輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:10:35.02 ID: h6S/DG5P

〜花陽宅〜

花陽「どうぞ上がってぇ〜」

真姫「お邪魔するわ」

花陽「早速作り始めるからちょっと待ってて」

真姫「手伝うわよ」

花陽「今日は真姫ちゃんをおもてなししたいの、だから…待ってて?」

真姫「そう……なら、お言葉に甘えて」

花陽「こたつのスイッチ今入れたから、くつろいでて」

真姫「うん」



真姫「……んっ」ペタン

真姫(…座布団が冷たい)

真姫(…あっ…中が温かくなってきたわ)

真姫(これがこたつ…いいわね)




8輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:11:22.29 ID: h6S/DG5P

真姫(………)

真姫(ここから花陽のいるキッチンが見える)

家にはトントントンという音が響き渡っていた。

真姫(平和ね…私なんかがここにいていいのかしら…)

真姫(私、異常者かもしれないのに)

いつからだろう花陽の悲しむ顔に興奮するようになったのは、花陽を泣かせてみたいと思ったのは。

花陽と凛が珍しく大喧嘩をした時に、今にも泣き出しそうな花陽の顔を見てしまった時に感じてしまった。

胸を締め付けるような切なさを…

今まで感じたことのない高揚感を…

その場では花陽を励まし翌日には凛の所へ一緒に仲直りに行った。

でも、それは親切心や友達を思う気持ちなんかじゃなく自分の気持ちを誤魔化すため。

自分の中にある得体の知れない感情を誤魔化すように必死で花陽を励まし続けた。

結果としてそれは自分と彼女との仲を強くしたが、今まで以上に自分を慕ってくれる花陽に後ろめたさを感じてしまうようにもなった。

真姫(私なんかが花陽の側にいて良いのかしら…?)




9輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:12:28.74 ID: h6S/DG5P

花陽「お待たせ〜」

真姫「早いわね」

花陽「鍋に入れるだけだからね」エヘヘ

花陽「お魚は身崩れしやすいから早めに食べてね」

真姫「わかったわ」

花陽「はい!ご飯」

真姫「ちょっと盛りすぎよ……」

お茶碗の倍以上に盛られたご飯を呆れながら受け取った。
その時、花陽の指先に目が止まる。

真姫「……あら?」

花陽「?お鍋にアラは入ってないよ?流石に高級魚だからね…」

真姫「いや、そうじゃなくて…指怪我してるじゃない」

そう言われると花陽はばつが悪そうにして。

花陽「あっこれは…えっと……」

真姫「見せなさい」

花陽「……はい」スッ

真姫「ドジなんだから」

花陽「ごめんなさい…」

自分の鞄から小さな応急ポーチを出し花陽の指先を見る。




10輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:13:30.16 ID: h6S/DG5P

真姫「……」

たいした怪我でもなく心配するような事でもないのだが、自分の中では全く別の感情が沸き起こっていた。

真姫(花陽に傷……)

真姫(花陽の華奢な体に傷…)ドキドキ

真姫(花陽の小さな手に傷…)ドキドキ


真姫「全く、気を付けなさいよね」

花陽「うん…ありがとう」

真姫「ほら絆創膏貼ったわ、防水だからお風呂の時も剥がしちゃダメよ」

花陽「えへへ…流石未来のお医者様だね」

真姫「ふん…絆創膏貼っただけよ」

花陽は純粋な気持ちで感謝してくれたが、自分は感謝されるような人間ではないと思った。

傷口を見たとき良くない事を考えてしまったのだから…

怪我をした瞬間、花陽は咄嗟に小さな声をあげたのかなとか
それはきっと甘美な音色なんだろうなとか
その後、指先をくわえたのかなとか
瞳に涙を潤ませたのかなとか
傷口に水が染みるたび顔を少し歪めたのかなとか

そんな事を想像しながら興奮している自分に嫌悪感を抱く。
悪い考えを抑えるように
その原因を見えなくするように絆創膏で傷口を覆った。
この行為はたぶん花陽のためなんかじゃない自分のためだ。




11輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:14:18.94 ID: h6S/DG5P

花陽「美味しかった?真姫ちゃん」

真姫「えぇ、とっても美味しかったわ」

花陽「本当に?嬉しいなぁ」

真姫「でも量が多すぎない?普段からこの量食べてるなら…」

花陽「きょっ今日は特別だから!贅沢だからね!いつもはもっと少ないよ?」

真姫「本当かしら」ジトー

花陽「ほほ、本当だよ!」

真姫「ふーん………まぁいいけど」

花陽「信じて無さそう…」

真姫「どうかしらね」

軽く笑いながら答える

答えてから、また考えてしまう。
別になんて事のないやり取りだったが、無意識に彼女を困らせたりしたくて。
だからわざわざ、からかうような事を言ったりしたのではないだろうか?
今のやり取りだけじゃない。
今日を思い返しても、昨日や一昨日の事を思い返しても心当たりはある。
わざわざ言わなくても良いような事を言ってみて花陽を困らせてみる。
友達同士の冗談で深い意味もないし、花陽自信も特別気にしてはいない事だ。
でも自分の中にはとんでもない感情が潜んでいる…
それが自分をそうさせるんじゃないか?
どんどん大きくなっていって、いつか抑えきれなくなるんじゃないか?

考えだすと不安が増していくばかりだった。




12輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:15:02.74 ID: h6S/DG5P

花陽「……ねぇ真姫ちゃん」

真姫「?」

呼ばれて視線を移すと花陽が照れくさそうにしていた。

花陽「今日さ泊まっていかない?」

真姫「今日?」

花陽「ほら夜も遅いし」

そう言われ、ふと時計を見る。

真姫「…まだ19時だけど?」

花陽「でも、もう外は寒いし」

真姫「別に車で迎えに来てくれるけど」

花陽「……うぅ」

言い淀んでしまう花陽を見て、またやってしまったと思う。

真姫「寂しいの?」

花陽「…うん///」

真姫「なら今日はずっと一緒に居てあげるわ」

花陽「本当?えへへ…ありがとう」

真姫(…いいのかしら)

花陽「じゃあお風呂先に入ってきて!私その間に片付けちゃうから」

真姫「わかったわ」

花陽「ふふふ〜ん♪」

真姫(私なんかが側にいていいのかしらね…)




13輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:15:44.79 ID: h6S/DG5P

〜浴室〜

頭からシャワーを浴び自分の体伝っていく水の感触。
とても心地が良い。

体についた汚れと共に心の汚い部分も流れていかないだろうか。

鏡に映った自分を見ると、そこにはいつもの自分がいるけど。
その中にはとんでもない化物が潜んでそうで、ただただ怖かった。

花陽「真姫ちゃん!」

真姫「!?」ビクッ

浴室の扉の向こうからから声がする。

花陽「着替えとタオルここに置いとくね!」

真姫「うっうん…ありがとう」

真姫(………大丈夫よ、花陽を傷付けたりなんてしない)

真姫(私は大丈夫…)




14輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:16:37.15 ID: h6S/DG5P

〜花陽の部屋〜

花陽「今日は星がよく見えるね!」

真姫「本当ね」

花陽「山羊座は見えるかな」

真姫「花陽の星座ね」

花陽「うん」

真姫「残念だけど自分の星座は誕生月には見えないの」

花陽「そうなの?」

真姫「自分の星座は産まれた日に太陽に位置していた星座で決まるの、だから山羊座は今は太陽の近くで回ってるから見えないわ、太陽が沈んだ直後なら見えるかも知れないけど」

花陽「詳しいね!」

真姫「ふふん、まぁね」

花陽「綺麗だなぁ夜空」

真姫「…そうね」

星を見るのは好きだった、花陽とこんな風に星空を見れるなんて幸せだなと思えた。
でも心の中でそれだけじゃ満たされない何かも感じていた。

花陽「…冷えてきたし、そろそろ寝ようか?」

真姫「えぇ」

カーテンを閉めベットに向かう。




15輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:17:36.74 ID: h6S/DG5P

花陽「一緒のベットで良いかな?」

真姫「いいわよ、今日は本当に寂しがり屋ね」

花陽「えへへ」

真姫(凛が休みだったからかしら)

真姫(今日は学校でも私にべったり)

真姫(でもそれは今日だけで凛が元気になったら私にはこんなに構ってはくれないでしょうね)

真姫(なんて言ってみたら花陽はどんな顔するんだろう…)

真姫(困るかしら…悲しむかしら…)

またよくない考えが沸き出してくる。

花陽「真姫ちゃん?」

真姫「…うん?なに?」

花陽「ベット入らないの?」

真姫「ええ今行くわ」

誘われるままに花陽のベットに潜り込む。

花陽「大丈夫?狭くない?」

真姫「平気よ」

花陽「こうやってくっついて寝ると安心するね」

真姫「……そうね」

安心という言葉を言われ申し訳ない気持ちになってしまう。

真姫(私は花陽にとって安心するに足る人物じゃないわ……)




16輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:18:36.74 ID: h6S/DG5P

花陽「………ねぇ、真姫ちゃん」

真姫「…なに?」

花陽「………悩み事ない?」

真姫「…どうして?」

花陽「最近、考え事ばかりしてるじゃん…今日だって…」

真姫「大丈夫よ」

花陽「……真姫ちゃん…」

真姫「大丈夫。心配かけてごめんね」

花陽「………そう」

真姫(大丈夫…私は大丈夫…)

花陽「……真姫ちゃん」ギュッ

突然、花陽に抱きよせられる。

真姫「花陽?」

優しく、こちらの頭を撫でながら。

花陽「もし何かあったら相談してね…花陽はどんな事でも受け止めるよ」

真姫「………ありがとう」

花陽に抱き締められ、彼女の温もり彼女の香り彼女の吐息、全てが自分を癒してくれるような心地の良い感触が体を包む。

今まで感じたことのない多幸感、でもそれでも満たされない感情があって、それは餌を待つ獣のように体の奥でぐるぐる回っているのがわかった。

真姫(私は大丈夫…大丈夫よ…)




17輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:19:47.05 ID: h6S/DG5P

……………


あれからしばらく時間が経った。
途中眠った気もするし起き続けていた気もする。
意識がはっきりしない。

真姫「……」

花陽を見ると相変わらず自分を抱き締めたままスヤスヤと眠っている。
何も恐れてない安心しきった寝顔だった。

真姫(まるで天使みたいね)

少し体を起こして彼女の無防備な唇にキスをしてみた。

花陽「う……ぅう?」

起こしてしまったのか、薄目を開けて花陽がこちらを見てきた。
それでも構わず花陽の頭に手を回してもっと深く口付けを交わす。

花陽「んっ…んん!」

花陽が苦しそうに、もがいたので名残惜しいが唇を離した。
最初は寝惚けてた様子だったが次第に何をされたのか理解し顔を真っ赤にする。

花陽「まっ…まっ…真姫ちゃん?なにを…//」

恥ずかしそうに自分の唇に手で隠しながらこちらを伺う花陽。

真姫「………」

そんな花陽に救いでも求めるように彼女の両腕を掴んで覆い被さる。

花陽「きゃっ!…ど、どうしたの?」




18輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:20:53.68 ID: h6S/DG5P

真姫「……」

花陽「……ま、真姫ちゃん?」

真姫「……」

花陽「ちょっと……怖いよ?」

少しどころか大分怖がっているように見えた。
彼女の震えが掴んでる手を通してこちらに伝わってくる。

真姫「私も怖いわ」

花陽「…?」

真姫「自分が怖いの…」

花陽「……どうしたの?」

真姫「私ね?花陽を虐めたくて仕方がないの」

掴んでいた手に力が入る。

花陽「……っ!」

真姫「花陽の事、大事だと思ってるのに大好きなのに……」

真姫「花陽の事を困らせたいとか、泣かせたいとか、傷付けたいとか思ってる私がいるの……」

花陽「…真姫ちゃん?どうしちゃったの?」

真姫「どうしちゃったんだろうね?」

ふと今まで掴んでいた手を離した。
でもそれは我に返ったわけではない。

今、自分がどうしたいのかもわからなかったが、言葉が自動的に感情のように溢れ出す。




19輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:21:31.98 ID: h6S/DG5P

真姫「今までね?仲の良い子が出来なかったわけじゃないのよ?」

花陽「…?」

真姫「でもね?私って自信家だし取っ付きにくいのか友達と呼べる子がいなかったの」

花陽「真姫ちゃん……」

真姫「だから花陽や凛と…μ'sの皆と仲良くなれて…仲間になれて本当に幸せだったの」

真姫「中でも花陽は私を一番気にかけてくれて嬉しかったわ」

真姫「でも花陽にとっての一番は凛で…」

真姫「凛と花陽にとって私はただのオマケよね」

花陽「そんなこと!」

真姫「そんなことあるわよ」

気付けば花陽の頬を叩いてた。
しばらく驚いた顔をしていたが次第に涙が瞳を滲ませる。
その顔を見た瞬間、体中に震えが止まらなくなった。
やっぱり自分が一番見たかったのはこの顔なんだと確信した。

真姫「私はとっても寂しがり屋で独占欲も強くて……」

先ほど叩いた頬に手を伸ばすと、花陽はまた叩かれるのではないかと怯え目を閉じる。

真姫「それだけでも厄介なのに、大事な物を傷付ける事で興奮しちゃうなんて最悪よね」

そっと叩いてしまった花陽の頬をさする。




20輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:22:08.03 ID: h6S/DG5P

真姫「ねぇ?花陽…こんな私でも…受け入れてくれる?」

花陽「…………」ガタガタ

花陽は蛇にでも睨まれたように怯えて声も出せないようだった。
でも別に受け入れてくれなくたって構わない。

傷付けて痛め付けて自分の物にすればいいんだから。

真姫「花陽…」

さっきからキョロキョロと目が泳いでいて、視線を合わせたがらない花陽の顔を掴んで無理矢理こちらを見させる。

真姫「ねぇ?花陽…これからどうなると思う?」

体は小刻みに震えていた。
こんなにも怯えてくれるなんて、それだけ自分を信頼してくれていたんだろう。
その信頼を裏切った事で彼女のこんな顔が見れるなんて、とても素晴らしい事をしたと思った。

だけどそんな顔で、消え去りそうな声で花陽は答える。

花陽「……ぅ…う…受け…入れるよ……?どんな……真姫ちゃん…でも…」

真姫「……」

必死に絞り出すように放った言葉を聞いて優しすぎると思った。
だから自分みたいなのに好かれてしまうんだ…

真姫「受け入れられるかしら?花陽なんかに」




21輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:23:08.78 ID: h6S/DG5P

あれから何度も花陽の顔にビンタをし、その度に「受け入れてくれるのよね?」と聞いた。
ガタガタと震えて泣きながら花陽は頷いてくれて、そしたらまたビンタをして同じ質問をする。

それを繰り返してると頬も赤くなってきて、その赤がとても綺麗に見えた。
しかし次第に反応も悪くなってきたので、今度は服の上から胸を揉んでみた。

花陽「──やっ!」

驚いて咄嗟にこちらの手を払い胸を手で隠す。
条件反射だったのかもしれないが抵抗された事にイライラしてまた花陽を殴った。
殴ったら大人しくなったのでパジャマのボタンを外していく。
ボタンが一つ外れてく度にビクッと震えていたので、わざとゆっくりボタンを外していった。
本当は逃げ出したいんだろうに、友達思いの性格が災いして小さな体で震えながら耐えてる姿にとてつもない興奮を覚える。

ボタンを全て外し終えたら、服をはだけさせブラの上から胸の先端をなぞる。
恐怖と羞恥が混じった顔で震える花陽に「気持ち良い?」と聞いてみた。
目を閉じながら顔を横にふったのでブラ越しに先端をつねってみる。
すると電気でも走ったようにビクビクと震えさせる。
もう一度同じ質問をすると涙を浮かべながら首を縦に振った。
その姿に少し満足したけど更に辱しめるために、ゆっくりと時間をかけてブラをずらしてみた。




22輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:23:54.52 ID: h6S/DG5P

花陽「っや!」

耐えきれなくなったのか胸が露になる直前に抵抗しようとしたので、今度は抱き締めて身動きが取れないようにした。

少しだけ腕の中でもがいたがすぐに動かなくなったので、背中を撫でながら腰、脇腹、お腹、へそと指を滑らして行く。

そこから下に指を這うように進めると、また腕の中でもがきだしたが気にせず彼女の秘部に指を滑らせる。

真姫「あら?何でこんなに濡れているの?」

花陽「や!…いや……!」

真姫「乱暴にされて感じてたのかしら?」

花陽「…ちがう!そんなわけ…」

口答えをしてきたので秘部の入り口をつねってみた。
すると悲鳴とも喘ぎ声とも取れる音色をあげた。
もっと聴きたいと思い指に力を入れようとすると…

花陽「──もうやめて!」

気付くと凄い力で突き飛ばされていた。

真姫「……!」




23輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:24:34.83 ID: h6S/DG5P

花陽「もう、やだよ…こんなの」

ベットから落ちて床に尻餅をついていた。
お尻を強く打ったが特に痛みは感じない。

花陽「いつもの優しい真姫ちゃんに戻ってよ…」

真姫「どんな私でも受け入れてくれるんじゃなかったの?」

反抗してきたので今度はどうお仕置きしたものかと考えながら花陽の方に寄ると。

花陽「もうやだ!近付かないで!」

部屋の隅に背中を向けながら枕を投げてきた。
コントロールが悪いのか当たらなかったが、明確に敵意を示してきたので、これは何十倍にでもして返さないといけない。
相手の恐怖を煽るためわざとゆっくり近寄ってみる。
それ以上後ろには行けないのにお尻を付いて後退りをする姿が堪らなく愛しかった。

手を伸ばせば触れられる距離になった時、意を決したように花陽はこちらの脇を抜けて逃げ出そうとした。
すかさず髪の毛を掴み膝を蹴り飛ばして転ばせたが、それでも床を這いながら逃げようとするので背中を踏みつけて動けなくする。




24輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:26:33.16 ID: h6S/DG5P

さっきまでとは違い本気で抵抗し逃げようとする花陽に、やはり受け入れてはくれなかったと落ち込んだが、それでも良いとも思えた。

真姫「ふふ…」

何故なら今が興奮の絶頂だからだ、抵抗する相手を力で捩じ伏せる。
これがどれほど快感をもたらすのか、自分が今まで求めていた物はこれだ。

首根っこを掴んで起き上がらせ、後ろから羽交い締めにする。
逃れようと暴れるが、気にせず乱暴に胸を揉み片手で股間をまさぐった。

花陽「あっ…!やだ、やめて!」

もがくのを止めないので乱暴に秘部の中に指を入れる。

花陽「ああんっ!」

少し大人しくなったので、恥骨の裏側あたりを優しくなぞると、イヤらしい吐息が聞こえてくる。

花陽「んっ…!」

そのまま指の動きを振り子の用に動かしていくと次第に可愛い喘ぎ声があがる。

真姫「無理矢理犯されて気持ち良い?花陽?」

恥ずかしそうに口を押さえ声が出ないようにするので、膣内のザラザラとした部分を擦る。




25輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:27:05.61 ID: h6S/DG5P

真姫「友達に押さえ付けられて、恥ずかしい所触られて感じてるの?」

花陽「…違う!」

真姫「今まで一緒に勉強してきてアイドルしてきた仲間にこんな事されるなんてどんな気持ち?」

指の速度を上げながら、片手でもっと強く抱き締める。

真姫「ほら、強く抱き締めると花陽の体ビクビクしてる。乱暴に抱き締められるの大好きなのね


花陽「やっ!」

花陽を窓際まで連れていきカーテンを勢いよく開ける。

真姫「こんな時間だけどご近所に見られちゃうかしら?」

花陽「やだぁ…やめて…!」

真姫「入口が締まってきてるわよ、興奮してきちゃった?」

花陽「ちがっ…!」

真姫「呼吸がどんどん乱れてる、イッちゃいそうなのね?」

花陽「…あぁんっ!///」

真姫「友達にレイプされてイッちゃうのね?気持ち良いんもんね?興奮しちゃったんだもんね?良いよイッて!」

花陽「やだっ…やぁっ…あんっ…んんっ──────」

絶頂を迎えたのか腕の中でビクッビクッと痙攣を起こしながら自分の方に力なく倒れ込んでくる。

それはまるで壊れた人形みたいで、自分が壊したのかと思うと愛しく思えて強く抱き締めた。

真姫「これで貴方は私の物かしら?」

花陽「…………」ハァ…ハァ…

真姫「ずっと私の物、どんなに壊れても私の側にいてね…」

花陽「……」

真姫「一人にしないで…」




26輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:27:58.59 ID: h6S/DG5P

真姫「──っ!」

気付くとベットの中にいた、花陽が自分を抱きよせていてその腕の中にいる。

真姫「……夢?」

辺りを見渡すと散らかった様子もなく来た時と特別変わった事もない部屋だ。

真姫「……」

夢でよかったと心の底から思っている。

真姫(もしあんなことをしてたら…明日から私…)

鮮明に思い出せる。
花陽を無理矢理犯した光景を、そしてその事に興奮していた自分を。

真姫(やっぱり…花陽の側にいちゃダメよ)

ベットから転がり落ちるように花陽から離れた。

真姫(友達失格だわ…)

部屋の時計を見ると4時。
窓を見ると当然日も出てなかったが、ここにいてはいけないと思い部屋から出ようとする。

花陽「真姫ちゃん?」

真姫「!?」

いきなり声をかけられて心臓が止まりそうになった。

花陽「どうしたの?こんな時間に」

背後から花陽が近寄ってくる気配がする。

真姫「来ちゃダメ!」




27輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:28:36.63 ID: h6S/DG5P

咄嗟に大声を出してしまったが、頭が回らなくて上手い言い訳も出来なそうだった。
言い淀んでいると、花陽が近付いてきそうだったので。
それ以上近寄ってこないように手を出して制止するも、その時花陽の頬が赤く腫れてる事に気付いてしまう。

真姫「あっ……あっ!」

こちらの視線に気付いたのか花陽は照れくさそうに答えた。

花陽「あ!これ?…えへへ、ずっと同じ向きで寝ちゃってたから枕の跡ついちゃったみたい」

嘘だ、鏡で確認した訳でもないのに何故そんなことがわかる?

こちらが頬を見ただけで何故そんなことを突然言い出す?

真姫「私…本当に…」

花陽「寝跡?って言うのかな?ちょっと恥ずかしいね」

真姫「…花陽……ごめんなさい…私!」

花陽「真姫ちゃん!」ギュッ

気付けば抱き締められていた。




28輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:29:09.18 ID: h6S/DG5P

花陽「怖い夢見ちゃったんだね、大丈夫だよ」

真姫「…花…陽?」

花陽「もう覚めたから、安心して」

真姫「でも…私…」

花陽「落ち着くまで、ずっと一緒にいてあげるから…」

真姫「………私…」

花陽「悪い夢見ちゃったんだね」

真姫「……」

花陽「よしよし」

まるで子供でも慰められるように頭を撫でてくる。

真姫(本当に夢だったの…?)

花陽「いい子いい子」

真姫(………ぁ、…カーテン…)

花陽「よーしよーし」

真姫(寝る時は閉めたのに…)

花陽「いい子だよー」

真姫(…開けっ放しだ……)




29輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:29:54.97 ID: h6S/DG5P

〜朝〜

真姫「凛!早くしないと遅刻するわよ」

凛「ちょっと待っててー!」

花陽「えへへ凛ちゃん元気そうで良かった!」

真姫「そうね」

凛「お待たせ!二人が迎えに来てくれて嬉しいにゃ!」ダキー

真姫「ちょっと、いきなり抱きつかないでよ」

花陽「あはは!」

凛「かよちんもー」ダキー

花陽「くすぐったいよぉ凛ちゃん」

真姫「ほら早く行くわよ」

凛「はーい」

花陽「そうだ今日は帰ったら3人でお鍋にしようよ!」

真姫(…早速ね)

凛「いいね!いいね!凛お鍋食べたーい」

花陽「凛ちゃんの好きなもので作るよ!」

凛「やったー!」

真姫「調子に乗って食べ過ぎちゃダメよ、病気治ったばっかりなんだから」

凛「わかってるよぉーだ、そういう心配はかよちんにしてよね!」

花陽「凛ちゃん!それどういう意味!」

凛「あははは!」

真姫(何事もなかったみたいに今日も過ごしてる)

凛「そういえば、かよちんほっぺ赤くない?」

真姫(だってあれは夢だったんだもん)

花陽「ずっと同じ体制で寝ちゃってたみたいで寝跡ついちゃったんだぁ…恥ずかしいぃ〜」

凛「あははは!」

真姫(悪い夢よね)

凛「皆で登校楽しいにゃー!」



おしまい




30輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:34:51.54 ID: DDEWgO37

朝からなんちゅうもんを書いてくれたんや…




32輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)07:56:41.80 ID: z92WHv8/

たいへん興味深い




33輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)08:00:47.61 ID: xcOMzO8U


少し不気味な雰囲気が残るのがなんか心地良い




34輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)08:10:14.35 ID: dQqY184b

このなんとも言えない後味が良いわ




38輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)11:17:34.54 ID: ZW+lYQkL

顔はあかんよ真姫ちゃん




35輝きたい名無しさん 2018/01/11(木)09:40:13.43 ID: bBUmCP9/

ディモールトベネ素晴らしい出来だ




引用元:https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1515621867/